2005年5月2日  九建日報

生ゴミ処理槽開発・販売-完全自然遠元型システム-

 (株)ヨロズヤ(本社・静岡県三島市、大野研社長)は、完全自然還元型システムによる生ゴミ処理槽
「トラッシュ」=写真=を開発、販売している。同製品は「生ゴミは土に還す」をテーマに、同社と
生ゴミ処理開発の(株)中部オリオン、(株)松本微生物研究所で共同開発したもので、土中に埋設
した装置に生ゴミを投入し、分解促進剤と土中菌の働きで発酵させる仕組み。生ゴミは70〜90%の水分
を含み、悪臭と焼却時の諸弊害、そして膨大な量は社会環境はもとより、地球環境に与える影響は計り
知れない。「トラッシュ」は自然環境を汚さない、入れるだけ、光熱費なしの生ゴミ処理システムで、
新開発の有効微生物の働きにより生ゴミ特有の悪臭を低減する。バイオの消化作用で生ゴミが簡単に
処理でき、しかもランニングコストが低廉である。バイオの分解脱臭作用で悪臭、不快害虫一の発生を
防止し、二次公害もない。さらに生ゴミを取り置きせず、発生の都度処理ができる。システムは特殊
配分プラスチック材を使用し、耐久性に優れ、機械的な部分がないためメンテナンスがいらず半永久的に使える。
主な仕様は高さ2600mmx幅1700mm、処理能力は1日当たり30〜80kg、本体価格は150万円〜、
設置費は約20万円。問い合わせは同社、電話055-972-7777まで。